この家をどうするのか。

遺品整理というと、一般的にはただの片付けくらいにしか思われていません。しかし、遺品整理をするということは貴重品捜索や、家財の片付けが終わった後、すなわち遺品整理が終わった後のことを考えておく必要があります。将来、誰かが住む予定がある家なのならば問題にはなりませんが、多くの方が片付けたあとに気付くのが「相続することになったこの空き家をどうするのか。」という問題です。ご相談をいただく消費者の方々のほとんどが仰るのは「将来、住む予定はない。手を放したい。」という事です。

先日ご相談をいただいた消費者の方は、「どこに相談したらいいのかわからないから自治体の窓口で不動産会社を紹介もらった。そしたら不動産会社といっしょにリフォーム会社が来た。壁が汚いのでリフォームがいるとか、塀や樹木を撤去して駐車場を造らないといけないと売れない。と言われた。ほんとにそうなのでしょうか。」という内容でした。もちろん売れやすい状態にお金をかけてリフォームすると売れやすくなるかもしれません。しかし空き家を必ずリフォームしなければ売れないという事はありませんし、リフォームしても売れるとは限りません。この家はどうしてほしいのか。どう片付けるべきなのか。わたしたちMAO遺品整理協会ではただ片付けるだけでなく、この家をどうするかまで、ていねいに相談対応させて頂いております。